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マヤの本当の謎

古代マヤ文明の予言に「2012年世界終末説」というのがあるのだという。
その映画も公開されているが・・・ノストラダムスほどピンとこないのは、きっと2012という語呂が悪いからだろう。

ヤッパリ1999年と言われると、妙な説得力があるような気がする。

無論、そのテの語呂でいったらシューティング・ゲーム「1942」において右に出るものは無いのだが。


きっと高度な天文学・計算技術を持っていたマヤ文明の「暦師」なる人が暦を作っていたのだろう。
今で言う「凄い計算のできる人」みたいな人で、10年・50年・100年先まで暦を作ってしまったら、流石に当時の人も驚いただろう。

でもその「凄い計算のできる人」というのも「酔っぱらっても居酒屋の割り勘が直ぐにできる」という程度なら解り易いし実用的だが、「億単位の計算」や「2つの5桁の数字を瞬間的に見て計算する」」というレベルになると実用を越えた凄さになってしまい、「凄い事に驚いている」というすり替えが生じる。


「1000年単位の計算をしたところで、俺達生きてないし、良く解んねぇし」


そんなところに「消しゴムのカスと糊を一緒に練ると「練り消し」になる」という学説が登場し、皆がそれに没頭。

暦師も注目されなくなり、「練り消し作り楽しそうだな…オレ、や~めた!」と言って中断した時の暦が2012年…だと思う。

きっと、そんなところだろう。


そして、皆で「練り消し作り」に没頭している時に、ヨーロッパからの探検者が上陸。

「お前ら何やってんだよ、練り消しなんてできる訳ねぇだろ! バカじゃねーの?」と心無いツッコミに、マヤの人は忽然と姿を消したのだった……と思う。


謎なのは本当に2012年に世界が終わってしまうのでかという事ではなく、「マヤの人が何処へ消えたか」という事と「本当に消しゴムのカスから練り消しができるか」………だと思う。

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