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21_21 骨 その2

前回の21_21 design sight「骨」展の続き。

印象に残っている作品は以下の3つ

■Galvanic Frame (MONGOOSE STUDIO)
 →3人掛けくらいの椅子の下の無数の支柱にセンサーが設置されて
  いて人が座ると何処にどのくらい荷重が掛かっているかが解る。
  椅子の「支柱」という静的な物に力という動的なエネルギーが
  加わる事で「骨格」となる。


■another shadow (緒方ひさと + 五十嵐健夫)
 →大きなプロジェクターの前に立ってできる自分の陰が三角形の
  ポリゴンで構成された分身として複製される。
  陰という外観の輪郭にポリゴンという人工的な骨格を与えられ
  る事で、自身を纏いつつも異なる意志を持った存在として分離
  する面白さ。


■CRASH (THA/中村勇吾)
 →トラス構造体が画面上からゆっくりと落下、画面下で衝突・
  破壊するプロセスをCGで再現。
  「+ / - infinite between 0 and 1」でも想起させたCG原理
  主義的なパソコンの現体験が再び。 


今回も実に刺激的な作品に出会えて面白い展覧会だった。

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